牛乳キャップの開け方変遷

 

現在では、牛乳キャップは次の2種類の開け方で開けられます。


こまどり牛乳(北海道)

こまどり牛乳

こまどり牛乳(北海道)

こまどり牛乳

これが一番ノーマルなタイプ。爪で端を起こして開けます。爪が短いと大変です。

こちらは取って(「耳」ともいう)がついたタイプ。容易に開けられますが、左に比べると製造単価が高そうです。


 

しかし、以前は次のような開け方もありました。


木村乳業(宮城)

木村牛乳

白川牛乳(福島)

白川ミルクプラント

倉島乳業(北海道)

ビタミン入り牛乳

爪で押してキャップに穴を開けて取り除く方法。自分で飲む分にはいいですが、人の分を開けるとなると、どうしても飲料に指を入れてしまうのが欠点でしょう。使用するとキャップに穴が開くのも問題。

黄色のビニールを内側に引いて開けます。これは発明したキャップメーカー倒産により無くなりました。中部地方や、福島などで見られた方式です(松尾さん談)。なお埼玉、千葉でも発見されました。

これはつまみタイプ。ホチキスで留めてあり、その上にある切り込みに爪を入れてつまみを引き出し、開けます。しかし「開けた時に牛乳がこぼれる」(笑)というクレームで早々と消滅(松尾さん所有及び談)。


以上5つの開封方法について紹介いたしましたが、もし「こっちの開け方がすごい」というご報告があれば是非ご一報下さい。


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