雪印乳業が遂に新瓶へ(一部改訂)


平成12年11月6日に入りました情報に寄りますと、雪印乳業が遂に新ビン採用に踏み切った模様です。プラ栓仕様のもので、工場は京都工場のものと推定されております。

現在のところ、関西地域(奈良・大阪)で、雪印販売店に続々と新瓶の製品が来ているとのことです。ただし、フルーツやおいしい牛乳といった特殊な製品については、多摩雪印や果ては福島雪印といった他工場からの従来瓶が応援に入っています。か、この現象も一時的なもので、早計全て新瓶に置き換えられてしまうものと考えられます。

 

なお新瓶には右のようなタグがつけられています(写真提供・TM−hishiさん)。

 

*雪印乳業から頂いたメールに寄りますと、新瓶については関西地域で試験的に行うということで、いきなり全国へ本格導入ということではないようです。また、新瓶導入は正式には11月10日以降ということですが、サンプルとして先行させているというため実際より早くに出ている模様です。また全て新瓶切り替えかと思うとそうではなく、銘柄のうち「特濃4.2牛乳」については、そのまま従来瓶で残るという情報が入っております。詳細については情報入り次第お伝えして参ります。

 

関東地区(千葉)では現在も旧瓶仕様のものが出ております。 

ところで、一時的代替えということで倉敷工場の製品が関西地域で流通している模様です。この倉敷工場製造のものですが、地域のものに合わせたか倉敷工場のものにも関わらず取って無しというもので、かなり興味深いものです。今なら、まだ雪印の販売店に旧品があるものと思われます。このページを見た関西地域の方々、躊躇することはありません。至急雪印の販売店へ急行し、旧瓶の製品を確保した方が宜しいかと思われます。時間の勝負です。お急ぎ下さい。報告もお待ちしております。

 

情報に寄りますと、コーヒー・フルーツについては神戸工場製造のものであるということです。大阪工場は閉鎖、京都工場はすでにパック専門の新工場になったことから、関西地域では地場の工場製造としては雪印の旧瓶製品は消えたことになります。

 

追加情報(2001.4.20)

今後2年間の間に雪印乳業は、仙台工場・東京工場・新潟工場・高松工場の4工場を順次閉鎖するという情報が入っております。仙台工場では現在はビン製品の製造は行われておらず、現在では福島雪印牛乳の製品が入っていますが、閉鎖後も瓶製品に関してはこの状態が続くものと思われます。

ところで関西地域では、現在このようなラインナップとなっていると言うことです。

 

奈良県の販売店で用意されているチラシと言うことですが、こちらは環境びんという名目でプラ栓仕様の紹介をしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

写真を見る限り、転換されている製品は「雪印牛乳」「おはようせんい」「牛乳やさんのおいしい牛乳」「無農薬栽培りんご&にんじん」ですが、この他にも「コーヒー」「フルーツ」が転換済みであると言うことです。

「牛乳やさんのまろやかカルシウム」は「カルパワー」のリニューアル版でしょうか。

ところで、写真で見ればお分かりの通り、「特選ヨーグルト」については現在も紙栓です。また、「特濃4.2牛乳」についても、現在は紙栓仕様のまま、倉敷工場の物が来ていると言うことです。本来は当工場製は耳つきですが、地域の実情に合わせたか耳なしのものが現在も出回っていると言うことです。

 

チラシ写真提供・kazagasiraさん

 

 

果たして他地域へも拡大されるのか、注目される所です。詳細が判明しだい随時お伝えして参ります。

 

 


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